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Tera Term便利実例 その2 ログを自動取得(保存)する

damayaです。
それでは、さっそくTera Termの便利な実例その2です。

【過去記事】
Tera Termマクロ実例 その1 SSH自動ログイン

今回はTera Termのログを自動取得(自動保存)する設定例を紹介します。
Tera Termの初期設定では、ログを保存するように設定されていません。
本番サーバーは基、開発環境等でも自分が過去にどのような作業を行ったか、又はその時のサーバーの応答内容を後から調査できるようにログを保存しておきましょう!

▼自動的にログ採取を開始するにチェック

f:id:k_chindamaikul:20150722161546p:plain

▼標準ログファイル名を変更

strftimeフォーマットでファイル名を変更し、ファイル名で「いつ」「どの」サーバーのログファイルなのかを管理します。

f:id:k_chindamaikul:20150722161637p:plain

▼ログ保存ファイル名のstrftimeフォーマット例

この続きは「もっと読む」からどうぞ。


























書式 説明
&h ホスト名 ※未接続の場合は空文字
&p TCP ポート番号 ※未接続の場合は空文字、TCP 接続でないときも空文字
%a 曜日の省略形
%A 曜日の正式名
%b 月の省略形
%B 月の正式名
%c ロケールに対応する日付と時刻の表現
%d 10 進数で表す月の日付 (01 〜 31)
%H 24 時間表記の時間 (00 〜 23)
%I 12 時間表記の時間 (01 〜 12)
%j 10 進数で表す年初からの日数 (001 〜 366)
%m 10 進数で表す月 (01 〜 12)
%M 10 進数で表す分 (00 〜 59)
%p 現在のロケールの午前/午後
%S 10 進数で表す秒 (00 〜 59)
%U 10 進数で表す週の通し番号。日曜日を週の最初の日とする (00 〜 53)
%w 10 進数で表す曜日 (0 〜 6、日曜日が 0)
%W 10 進数で表す週の通し番号。月曜日を週の最初の日とする (00 〜 53)
%x 現在のロケールの日付表現
%X 現在のロケールの時刻表現
%y 10 進数で表す西暦の下 2 桁 (00 〜 99)
%Y 10 進数で表す 4桁の西暦
%z レジストリの設定に応じて、タイムゾーンの名前または省略形を指定します ※タイムゾーンが不明な場合は未指定
%Z
%% パーセント記号

▼ログ保存のダイアログを非表示にする

タスクバーがかさばるので、表示しなくても影響がない下記のダイアログを非表示にします。 f:id:k_chindamaikul:20150722161613p:plain 非表示の方法は、C:\Program Files (x86)\teraterm\TERATERM.INI を編集し、LogHideDialogをonにします。

; without transfer dialog flag for Log (on/off)
LogHideDialog=on


▼出力されるログにタイムスタンプを出力する

ダイアログ非表示と同じく、TERATERM.INI を編集し、LogTimestampをonにします。

; timestamp flag for Log (on/off)
LogTimestamp=on


これで各行をいつ実行したか、また処理にどのくらい時間がかかったかがわかります。

[Fri Feb 08 14:10:49.456 2013] Debian GNU/Linux comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY, to the extent
[Fri Feb 08 14:10:49.457 2013] permitted by applicable law.
[Fri Feb 08 14:10:49.457 2013] 
[Fri Feb 08 14:10:49.458 2013] u1@dyna %
[Fri Feb 08 14:10:49.513 2013] 

次回は、ウィンドウ内の色を変更するマクロ実例をご紹介予定です。

それでは、またエンジニアBlogでお会いしましょう!