t_konoです。
最近、Rubyでの開発をしているのですが、開発当初はEclipse + RadRailsでコーディングやデバッグをしてました。
多くの人はvimやらemacsやら秀丸やらTextMateやらで開発するのでしょうが、IDEの便利さになれてしまった僕にはエディタには戻れません。
が、色々とストレス溜まってEclipse + RadRailsとは距離をおくことにしました。
僕のイライラの原因はこれです。
・コード補完が中途半端。って言うかほとんど出来ない。
・関数のソースにジャンプ出来ない(JAVAとかだとCtrl + 左クリックやF3で飛べる)。厳密には出来なくないのですが、参照が大量に出てきて、どこを選択すれば良いやら。
・ネストのハイライトが分かりにくいし、Ctrl + Shift + Pでネストの終了から開始にジャンプ出来ない。
・コードフォーマッターが変な整形する。
・デバッガで変数の中身見ようとしても表示されない(こちらを参考にStringクラスにis_binary_data?メソッドを宣言したら見えるようになりましたが・・・)
・クラス名や関数名のリファクタリングが出来ない
・もうとにかくJAVAの開発では出来ていたことが出来ない(;´Д`)
RadRailsじゃなくてRDT使っても何も解消されないので、ひょんなことでみかけたRubyMine(試しに30日の仕様版)を使って見ることにしました。
すると僕のストレスは見事に解消され、快適な開発環境を得ることができました。
コード補完
バッチリできます。たまに独自クラスのメソッドが表示されないことがありますが、ご愛嬌で許されるレベルです。ちなみにサンプルのコードはすごく適当に、しかもわざと誤って書いている箇所もありますので、そこは突っ込まないでください。
関数のソースにジャンプ
ちゃんと定義元にジャンプできます。僕は結構これを使うので、ちゃんと動作してくれるのは嬉しいです。
ネストのハイライト
ちゃんとハイライトされて見やすいです。また、縦にラインが引かれて対応が分かりやすい。
コードフォーマッター
RadRailsでは中途半端な整形(例えば if の条件式に self が入っていると段下げされないとか)でしたが、ちゃんと整形されます。
選択範囲が整形されるべき箇所です。
デバッガ
当然ながら変数の中身も見れますし、変数のセットもできます。デバッガとしての機能に不足はないと思います。
リファクタリング
これも当然ながらクラス名、メソッド名、変数名の名前変更やクラス間の移動等のリファクタリング機能もあります。
コードアシスト
一般的なコーディング規約に違反している箇所の指摘と半自動修正機能によりコードの品質を保つことができます。
他にもいくつも便利な機能や有用な機能があって、一度使ってしまったらとてもじゃありませんがEclipse + RadRailsやRDTには戻れません。
有料(約1万円)ですが、快適なRubyの開発環境を求めるなら財布の紐を緩めてもいいかなと思います。
なんか宣伝になってしまいましたが、Ruby開発している(しようとしている)方でIDE使いの方はRubyMineは選択肢になると思いますよ。