こんにちは、ゆのうえです。
最近AndroidをJavaで書くのダルいなあ、でもAndroid Scalaはなかなか流行らないなあ、そもそもどのプラグイン使ったらいいんだろう…などと考えていて、Kotlinにたどり着きました。
というわけで今回はJVM言語Kotlinを紹介します。
What is Kotlin
詳しい言語の特徴は、解説してくださっているサイトがいくつもあるため省きます。
Javaよりシンプルかつセーフティに記述できる言語です。
Android開発において特に注目したいのは次の2点です。
アプリケーション開発の現場では、iOSとAndroidを同じ担当者が作成することも少なくないと思います。
言語が似ているだけでかなり負担が減るはずです。
また、JetBrain社謹製ということでIntelliJおよびAndroid Studioでの熱いサポートが期待できる安心感は馬鹿にできません。
How to Kotlin
導入方法はこちら。
さすが公式です。ほとんど自動でやってくれます。
Android Studioで開発する場合は、プロジェクトツリーのスコープをAndroidからProjectに変更してください。
サンプルコード
今回はとにかくサンプルを増やす意味で前回の投稿で検証用に作っていたアプリをKotlinで書き直して公開しました。
端末内の画像を選択すると、その画像から色を抽出するプログラムです。
Kotlinを書くのは今回が初めてだったのですが、IDEによるヒントやコード補完のおかげもありほぼ詰まることなく記述することができました。
故意にJavaで記述したクラスを混ぜましたが、もちろん共存可能です。
気になるパッケージサイズですが、proguard未使用で1.3M弱。
Javaのみで書いた場合が900KB強ほどでしたので、個人的には許容範囲です。
Scalaで書くとこの3倍近くになるのでしょうか。
Android Studio正式版のリリースやSwiftフィーバーなど最近の情勢はKotlinにとって大きな追い風になる予感がします。
元記事
Qiitaにも同内容で投稿しています。