こんにちは、2022年4月に新卒で入社しました出口です。
大学は情報系の学部にいました。研究室では自然言語処理を研究していて、卒論のテーマはSNS(Twitter)において、ある1つのツイートについたリプライの文章からリツイートなどの反応量を予測するというものでした。
プログラミング経験は大学の講義や研究でC言語やPythonを必要最小限にやった程度で、何かアプリを作ったというような経験はない怠惰な学生でした。そのため、研修についていけるかどうか少し不安な気持ちもありました。
研修について
Scala
研修で多く使われた言語はScalaでした。ScalaはJavaと同じようにJVM上で動くので、Javaのライブラリをそのまま使えるなどのJava的な面がある一方、関数型言語としての側面もあります。可変の変数(var)を(できるだけ)使わず不変の値(val)を使うようにして副作用がない関数を作る、というところがその一例でしょうか。
自分はオブジェクト指向でプログラミングをしたことがなかったので、最初はクラスなどのオブジェクト指向的なものがうまく理解できていませんでした。しかし、教育チームの原田さんが丁寧に研修していただいたこともあり、どんどん理解が深まっていきました。
チーム研修
研修の最後の方にはチーム研修というものがあり、これは美容室の予約管理システムというお題で与えられた要望を満たすように、BNで1つのWebアプリケーションを作成するというものでした。これまでの研修の集大成のような研修です。
この研修では、コミュニケーションを取ることの重要性をとても感じました。最初にモデルやデータベースの構成を決めても、実装していくにつれて、考慮できていなかった部分が出てきたりしてもっと適切な方法があると思うことがよくありました。そのときにそのまま放置するのではなく、他のメンバーと話してどのような変更を加えるのが良いかを議論して、より適切なモデルにしたり、新しいメソッドを作ったりすることで、より良いアプリケーションを作ることができたと思いました。
豊富な研修内容
Git、Docker、DB、DDD、オブジェクト指向研修、スクラム、ETLなどなど色々な研修内容があり、初歩からでもしっかり学べる内容でした。
それまで聞いたことがある程度のものや知らなかったことばかりだったので、この研修を通じて深く知ることができたので良かったです。
その他
リモート
出勤する必要がある研修はなく、必要書類を提出するために行った以外では、自分は家で研修を受けました。
自分にとって在宅での研修は、通勤の時間が空くので自由に使える時間が増えるのが最高でした。また、自分は朝が苦手なのでギリギリまで寝れるのも良かったです。
また研修以外でも、FLINTERSはほとんど出社している人がいないような状況で、リモートワークになっています。
休みやすい
休暇を取りやすい環境で、自分は夏期休暇を利用してGWの前後を休んで10連休にしました。slackの休みを報告するチャンネルを見ても、毎日誰かは休みをとっているような感じです。
最後に
研修を通じて、エンジニアとして入社前から大幅に成長できたと実感しています。
原田さんをはじめとした研修チームや講師の皆様、そしてメンターの岡さんには大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
これからチームに配属されても頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。