FLINTERS Engineer's Blog

FLINTERSのエンジニアによる技術ブログ

Google Cloud Next '24 振り返り

はじめに

こんにちは。 株式会社FLINTERS に出向中の無事プラチナサービスを取得したおのきです。

今回もFLINTERSブログ祭りと題して、それぞれ思い思いの内容でブログを投稿することで会社を盛り上げよう!という企画で他社イベント記事の個人的振り返りを投稿させていただこうと思います。

この記事のテーマは #Google Cloud #Next #AI になります。

Google Cloud Next '24

google cloud nextとは何ですか?

Next Tokyo '24 は、ビジネス リーダー、イノベーター、エンジニアのためのクラウド カンファレンスです。 生成 AI やセキュリティをはじめ、ビジネスに欠かせないテーマを元に、基調講演、ライブ セッションやハンズオンなど様々なプログラムをお届けします。

とのことです。(Google検索から引用)

要はお祭りということです。今年は4月後半ラスベガスで実施されたとのことで、楽しそうなので一度現地で参加してみたいものです。

ということで、今回のブログのネタとしては多少時間がたったのでNext'24の振り返りを。

まとめ記事はこちら

cloud.google.com

まとめ記事からピックアップ

データベース
  • 102.Gemini in Databases の一部である Database Studio...(略)

BigQuery Studioもそうですが、各種サービスのエディタやインターフェイスにGeminiが入り込んできてます。それだけでなくAlloyDB、Bigtable、Firestore、Redisと利用用途は異なりますが、ベクトル検索等々のアウトプットや内部でできる処理に違いがなくなって用途に合わせてミドルウェアや最適なデータストア選ぶだけってことになってきそうですね。

PostgreSQL or MySQLみたいな宗教的な派閥争い的選択をしてた時代が懐かしい。

データ分析
  • 127.新しい BigQueryデータ キャンバスは...(略)

このあたりは、すでにここのブログでも記事にされているのでこちらをどうぞ →BigQuery データキャンバスとGemini in BigQueryを使ってみた - FLINTERS Engineer's Blog

  • 129.BigQuery と Gemini 1.0 Pro Vision を使用して...

こちらは相当気になりますね。今はデータ収集エンジニア的動きが大きく占めている部分をデータ分析できるデータエンジニアに昇華させたいなぁと思ってるのでかなり有用感。 詳細はこちら、

cloud.google.com

クエリ内に問いを書くというのがなかなか斬新というか、、、衝撃。

WITH raw_json_result AS ( 
SELECT
   uri,
   ml_generate_text_llm_result as brand_model_year
 FROM
   ML.GENERATE_TEXT(
     MODEL `mydataset.gemini_pro_vision_model`,
     TABLE `mydataset.car_images_object_table`,
     STRUCT(
       'What is the brand, model, and year of this car? Answer in JSON format with three keys: brand, model, year. brand and model should be string, year should be integer.' AS prompt, TRUE AS flatten_json_output)))
SELECT
   uri,
   JSON_QUERY(RTRIM(LTRIM(raw_json_result.brand_model_year, " ```json"), "```"), "$.brand") AS brand,
   JSON_QUERY(RTRIM(LTRIM(raw_json_result.brand_model_year, " ```json"), "```"), "$.model") AS model,
   JSON_QUERY(RTRIM(LTRIM(raw_json_result.brand_model_year, " ```json"), "```"), "$.year") AS year
FROM raw_json_result

はやく収集データを試してみたいところです。

開発者とオペレーター、移行
  • 151.FinOps ハブが一般提供され...(略)

最後はかなり実用系。FinOpsが地味に流行りつつある(気のせい?)昨今、かなり助かります。BQへ出力して集計はできるんですけど、管理PJ数、管理請求先アカウント数を考えると結構大変です。振り返りではありますがすぐに試したい感。

  • 187.Amazon Linux の変換(プレビュー版)は...(略)

Rocky Linux はじめて聞きました。。最近EC2もGCEも使うこともなく。Docker利用もOS気にしてなかったし。 昔、BSD (FreeBSD)やらSlackware、Debian、Vine等々と漁りまくったおじさんとしては、またディストリビューションについて調べてみようかなと思いました。

まとめ

とにかくGemini、AI祭りという印象です。ここまで振り切った感じにGoogleの本気度が伺えます!

今回は、Google Cloud Next' 24に関しての振り返りでしたが、AWSのCertifiedもとってるし、 とにかくいろんなもの、面白そうなものを使いたい身としては、クラウドの良し悪しや優劣ということはあまり興味もなく、 明らかに業務や携わっているプロジェクト・プロダクトもこれらのAIの渦に巻き込まれることが今後予想されそうで、年甲斐もなく飲み込まれることなく乗りこなしてやるぜと思ったのでした。

おわりに

今回はネタとして、元ネタ記事の引用がほぼですが、6月20日からはAWS Summit、8月1日からはGoogle Cloud Next Tokyo '24と国内でのお祭りも始まるのでさらに色々キャッチアップできればと思い個人的に振り返ってみました。

以上、少しでも他の方々の参考になれば幸いです。

他の記事もどうぞお楽しみに!