こんにちは、FLINTERSの2023新卒の重永です。
4月からの3ヶ月半にわたるエンジニア研修を修了したので、その振り返りをブログとして執筆したいと思います。
僕の経歴、経験
まず、僕がFLINTERSに所属するまでの経歴や開発経験に触れていこうと思います。
実は僕、学年で言うと高校3年生の時からプログラミングを独学していました。
始めたきっかけは「これからの時代は手に職付けた方がいい」みたいなYouTubeでの発信を見て、「じゃあ始めてみようか」という安易な感じでしたね(笑)。
当時はPCを持っていなかったので、居酒屋でのアルバイトを始めて、速攻分割払いでMacBookを購入するところからのスタートだった記憶があります。
一番最初はJavaScript、そこからPHP、Rubyといった主にWeb言語を勉強していきました。
僕の学歴は専門学校卒であり、そこでJavaやPythonといった言語にも触れました。
開発経験も多少あり、プログラミング独学3ヶ月目に中小企業でHPの運用保守業務をしたり、大学発ベンチャーのフロントエンドエンジニアをしたり、学生インターンで日雇いバイトのアプリを開発したり、色々やってました。
そんな学生エンジニアとしての活動を経て、ご縁がありFLINTERSへの入社を決めました。
研修で成長できたこと
ここからは、入社後のエンジニア研修で成長できたことを話していきます。
結論、『足りない知識の補強ができた』というのが一番大きいです。
元々エンジニアをやっていたこともあり、初めは「開発経験も少しはあるし、今までの知識の復習って感じになりそうだな」と思っていたのですが、全然そんなことなかったです。
独学ということもあってか、意外と抜け漏れてる知識が多かったんですよね。
具体的には、例えば以下の3つがそうでした。
- HTTPリクエスト
- Git
- SQL、ETL
まず、HTTPリクエストは個人開発でも触れていたのですが、全部『何となく』使ってたんですよね。
ゴリゴリ書いてみて、「お、なんか動いたぞ!(笑)」みたいな感じでした。
動けばいいかというとそうでもなく、やっぱり根本の仕組み理解がないと事故を起こすし、仮にエラーが起きても対応しきれない訳ですよ。
それを読書やチーム開発で座学、実践を通して学べたのは良かったです。
次にGit、これは大学発ベンチャーのエンジニアの時に使ってましたが、必要最低限しか使えてないし、少々荒っぽいことをやって解決してるだけで『扱えてる風』に収まってたんですよね。
研修を通して色々便利なコマンドも知れたし、実践を通してアンチパターンをアンチパターンとして認識できたのが良かったです。
最後にSQLとETL、これはそもそも最初から詳しくなかったです(笑)。
「SQLなんて開発経験があったら触るだろ?」という感じですが、違うんですよ。
僕が個人開発で使っていたのはRailsというRubyのWebフレームワークで、あいつSQL書かなくてもテーブルとかデータの追加ができちゃうんですね。
その他でもSQLは先輩とか後輩に書かせて、とうとうちゃんとした経験がないまま入社してしまったのです(笑)。
ETLなんて仕組みがあるのも知らなかったので、正直疲れもしましたが、普通に目をキラキラさせながら学んでいました。
1つ言いたいのは、これだけ長い期間、しっかりと網羅的にIT知識が学べる機会もないだろうなということです。
詳しくは言わないですが、中途半端な知識のままエンジニアとして年数を重ねてしまうみたいなことは結構起こり得ると思うんですよ。
経験上、また色々な話を耳にしてそう思います。
良いスタートダッシュを切れて、本当に恵まれていたなというのがFLINTERSのエンジニア研修の感想です。
一応エンジニア経験ありで入社した僕が言うんだから間違いないです。
研修内容について
ここからは、エンジニア研修の内容について、3つほどピックアップして詳しく紹介していきます。
①調べるスキル
まずは研修序盤でやった『調べるスキル』についてです。
エンジニアって、プログラムを書くスキルだけでなく、調べるスキルもかなり重要なんですよ。
サクッと終わった研修ではありましたが、入社前の僕のエラー解決などの調べ方が微妙だったことに気付かされた内容でした。
しかも、今ってChatGPTが流行ってるじゃないですか。
あれに調べ物は全部任せるとかできてしまう時代な訳で、でもそれだけじゃカバーできないし、エンジニアとしての技術も上がっていかないんですよね、多分。
今の時代だからこそ、尚更『調べ方』って重要だと思います。
②オブジェクト指向
次に『オブジェクト指向』の研修です。
オブジェクト指向って難しいって聞きますよね。
抽象的で自分で学ぼうとも思わないし、「結局何と何が大切なの?」みたいになってた自分がいました。
他のドメイン駆動設計の研修でもそうでしたが、そういう概念的なものを体系的に学べたのは大きかったです。
面倒臭いけど絶対知ってた方がいいんですよ、こういうのって。
③Git実践
最後に『Git実践』研修です。
先にも述べた通り、当時の僕はGitを扱えていたとは到底言えない状態でした。
便利なコマンドがあるにもかかわらず、アナログな方法で解決した気になっていたり、変な管理の仕方をして自分のローカルリポジトリをぶっ壊したり、まあひどかったです(笑)。
研修を通して今までの悪い習慣がさらけ出されて、1つずつ矯正できて良かったです。
何気にコミットメッセージをどうするかとかもチーム開発においては重要ですし、Gitで必要なことが全部学べたと思います。
会社に入ってみての感想
エンジニア研修の話はここまでで、このパートではFLINTERSに入社してみての、現時点(7月半ば)での感想を話そうと思います。
結論、ガチでいい人ばっかりだなって思います(笑)。
共感できる方も多いと思いますが、入社前の学生の頃は「会社の人間関係なんてダルいもの」「先輩との飲みなんて全部つまらない」という尖った先入観を持っていました。
ところがどっこい、むしろ社内の人とは積極的に話したいなと思うし、休日に先輩とBBQとかして社会人生活を非常に満喫しております(笑)。
組織に所属するって、結局は人間関係が大事じゃないですか。
どれだけ給料が高くても、例えばめちゃくちゃ嫌な上司とかいたら、もうその職場には行きたくないはずです。
僕個人として、FLINTERSにそんな懸念はありません。
勝手な予想ですが、企業風土的にそうなっているし、そういう人しか採用してないんじゃないかなと考えています。
これからの抱負
最後に、これからのエンジニアとしての抱負について触れて終わりにしたいと思います。
以下の3つは大事にしたいですね。
- コミュニケーション
- 楽しくコツコツ勉強
- 知識を深掘る
まず、色々なところで聞きますが、コミュニケーションができるエンジニアって強いです。
まだ新卒っていうのもありますし、技術力で劣る分、せめてコミュニケーションの意識くらいはしたいものです。
僕はシンプルにエンジニアリングというものが好きなので、時間が空いた時や休日にも積極的に技術を学ぼうとも思っています。
ちょうど昨日も、夜な夜なLinuxで仮想環境を構築し、Webサーバーを立てて、PCからだけでなくスマホからのアクセスも試みて鼻息を荒立てていました。
「うぉ〜、接続できたで!フガフガ…」みたいな、ちょっとキモいですが(笑)。
また、僕には外資IT企業のプリンシパルエンジニアのおじ友がいて、普段からその方と飲みに行ったり、DMしたりしているのですが、そこで思うのは「深い知識がないと結局そこ止まりだな」ということです。
「それって結局アドレスの仕組み知らないと分からないよね?」「それって結局コンピュータの仕組み理解ありきで出てくる発想だよね」みたいなものだらけです。
それもあって、広く学ぶのもそうですが、深くIT知識を学ぶ意識をしてエンジニア生活を送ろうと思います。
正直キャリアとかはまだ分からないですが、最低限この3つは実践して進んでいきたいですね。
以上、FLINTERSの2023新卒、重永のエンジニア研修の振り返りでした。
ありがとうございました。