FLINTERS Engineer's Blog

FLINTERSのエンジニアによる技術ブログ

広告レポートを扱うプロダクトについて

こんにちは、FLINTERS新卒入社2年目のエンジニア水本です。 本記事は、株式会社FLINTERS10周年記念で開催している、社員全員でのブログリレー9日目の記事です!

この記事は何?

現在、私は広告レポートを扱うプロダクトの開発・保守を担当しています。 この業務を担当し始めてから1年が経ったので、自分の担当分野について紹介する記事を書くことにしました。 本記事では、広告レポートの特徴と、それを扱うプロダクトの構成や現状の課題などについてお話します。

広告レポートとは

広告レポートには、以下のような特徴があります。

どんなデータか

広告の配信実績を知るためのデータ 広告媒体は、SNSや検索エンジンなど様々

指標
  • インプレッション

  • クリック数

  • コンバージョン

  • コスト

など

広告レポートは膨大なデータ量があるため、その処理を自動化することで、業務効率化やヒューマンエラーの削減を図ることができます。

広告レポートを扱うプロダクト

広告レポートを扱うプロダクトの一つとして、以下のようなワークフローを、私の所属するチームで開発しています。 以下、ワークフローの「データの抽出・加工・転送」部分のシステム構成です。

ワークフローの「データの抽出・加工・転送」部分は、下の画像のように構成されています。 ポイントとして、事情によりGCPからAWSにまたがってデータ転送を行なっているのですが、GCPのCloud Composerというプロダクトがワークフローの管理を一括で行なってくれています。

Cloud Composerとは

Cloud Composerとは、ワークフロー管理サービスであり、Apache Airflowが活用されています。長所の一つとして、先述の通り、GCPやAWSなど複数のクラウド環境にまたがって使えるところがあります。 課題として、GCPの他プロダクトと比較して利用料が高めなところがあり、Cloud Composerに頼らない代替案がないかは探索中です。

終わりに

以上、現在の業務で扱っている広告レポートや、それに関わるプロダクトについてお話ししました。 技術力を高めて、より良い開発ができるよう頑張りたいと思います!