FLINTERS Engineer's Blog

FLINTERSのエンジニアによる技術ブログ

FLINTERS 中途入社エントリー

こんにちは。2024年4月からFLINTERSに中途入社した吉田です。以前は自社SaaSのWebアプリケーション開発に携わっていましたが、新しいチャレンジとスキルアップを求めてFLINTERSに参加しました。

今回の投稿は、FLINTERSブログ祭りというものがあり、その一記事としての投稿となります。テーマは #入社エントリー #中途入社 です。

この記事では、入社してからの研修内容や配属後の経験についてお話しします。

中途研修

FLINTERSでは入社後約一ヶ月間、技術系の研修が行われます。内容はそれまでのキャリアや経験に応じて異なりますが、私の場合、以下のような内容を学びました。他にもいくつか学んだ項目はあるのですが、その中でも初めて触れることになった以下をピックアップして感想を述べたいと思います。

-ドメイン駆動設計 (DDD) - Scala - スクラム

ドメイン駆動設計 (DDD)

「Domain Driven Design Quickly」をベースに、DDDの実践方法を学びました。ドメイン駆動設計では、ドメインモデルをコードに落とし込み、現実世界との乖離を防ぐことが重要です。そのため、ドメインの専門家とユビキタス言語を用いてやり取りし、その言語に基づいてモデルやコードを実装することが求められます。このアプローチは、実践的であり、実装者とドメインの専門家とのコミュニケーションをスムーズにし、実装の出戻りを防ぐ上でも非常に有効だと感じました。

Scala

これまで業務ではJavaを主に使用していたため、関数型の側面を持つScalaは多くの学びがありました。Scalaの研修では、基本的な文法や特徴から始まり、実践的なプロジェクトでの応用方法まで学びました。特に関数型プログラミングの概念やパターンマッチングなど、これまでの言語では経験したことのない新しい考え方に触れることができました。最初は慣れるまで少し時間がかかりましたが、研修中に多くのサンプルコードや演習問題を解くことで徐々に理解を深めることができました。

スクラム

FLINTERSでは、私が配属されている部署で主にスクラム開発が導入されています。これまではアジャイル形式の開発を行ってきましたが、明確な定義に基づいたものではなく、いわゆる「なんちゃってアジャイル」でした。そのため、スクラムについて体系的に学ぶ良い機会となりました。

研修後、実際のプロジェクトでもスクラム開発がしっかりと活用されており、研修で得た知識が非常に役立っています。統一された開発手法が導入されていることで、キャッチアップすべき情報が減り、配属後にもスムーズに業務に取り組むことができました。スクラムのプロセスを通じて、チーム全体のコミュニケーションが円滑で、プロジェクトの進行もスムーズに進められていると感じます。 前述のDDDについてもそうですが、設計手法と開発手法が一貫されていることは、配属後すぐにドメイン知識の習得に専念できるのもあり、良い点だなと思います。

配属後の所感

現在は実際の部署に配属され、プロジェクトに参加しています。配属されてまだ日が浅いですが、新しい技術や開発手法を扱う中で、楽しく働けていると感じます。

FLINTERSで働いて感じることとして、比較的新しい技術に触れる機会が多いと感じます。技術的に最新であればビジネス上良い、というわけではないと思っていますが、最適な技術を選定した結果、新しい技術を扱う機会が多いと感じています。最適な技術選定を行い、その中で開発できることは、一エンジニアとしてはモチベーションが上がって良いです。既存のリソースに縛られることなく、最適な技術の導入を検討できる点は、受託開発の大きな利点だと感じています。

キャッチアップすべきことは多いですが、毎日新しいことを学び、成長できる環境に感謝しています。これからもFLINTERSでの経験を積み重ね、さらにスキルアップを目指していきたいと思います。