FLINTERS Engineer's Blog

FLINTERSのエンジニアによる技術ブログ

キーボードをなるべく使わずにドキュメント作成

こんにちは。

FLINTERSでプロジェクトマネジメント職を担当しております桜井です。

FLINTERSブログ祭りの記事として今回はキーボードをなるべく使わずにドキュメント作成に挑戦してみた内容を書こうと思います。

背景

私はプロジェクトマネージャーとして働いていますが、職務の性質上、コーディングは行いません。しかし、チームや顧客への報告や連絡のために情報をテキストにまとめ、ドキュメント化する機会は非常に多いです。このドキュメント作成に苦戦することがよくあり、その要因を自分なりに考えました。

タイピングが遅い

ITの仕事に従事しているにもかかわらず、私はタイピングが遅いです。タッチタイピングができず、打ち間違いや変換ミスにより入力に時間がかかってしまいます。

文章化が苦手

頭の中で考えていることを相手に伝わるように文章化するのが苦手です。その結果、文章が冗長になったり、重要なポイントが抜けてしまったりすることがよくあります。これがドキュメント作成の効率を悪くする一因です。

集中力がない

上記の2点から、ドキュメント作成において集中力を要するのですが、それが持続できず、他のことに気が逸れてしまいます。そのため、作業のスピードもクオリティーも下がってしまいます。

音声入力を試す

これらの問題を解決する方法として、タイピングをできるだけせずに考えたことを文書化できないかと音声入力で言葉をテキスト化することを試しました。

それまであまり使ったことがなかったのですが、iPhoneの音声入力が非常に優秀であることに気づきました。メモにしゃべった内容をテキスト化すると、頭で考えていることをかなりの精度でそのまま文章化することができ驚きました。

それでも専門的な単語や英数字が混ざると誤変換が起きるため、仕上げとしてAIに文章校正を依頼する方法を考えました。誤変換や文法的な誤りを修正してくれるだけでなく、文章全体の流れを整えてくれます。

歩きながら仕事

最後に自分で細かい部分を修正し、提出物として利用するこの方法を最近よく使っています。オフィスでこれを行うとちょっと怪しい人に見えてしまいますが、弊社はテレワークが許可されているので、家の中を歩き回りながら顧客への報告内容やチームへの連絡事項といったドキュメントを作成しています。これにより、多少なりとも運動不足も解消されているかなと思います。

ちなみに、この文章もほとんどを音声入力で書いています。子供の頃SFの世界だった手を使わないインターフェースが大きな進歩を遂げていて驚きです。

次回は、家の中で料理をしながらドキュメントを作成することに挑戦してみようと思います。