こんにちは、株式会社FLINTERSの小野です。
この記事は10周年記念として133日間ブログを書き続けるチャレンジの109日目の記事になります。
今回の記事ではFLINTERS、FLINTERS BASEの社員に向けて実施しているアジャイル、スクラム研修についてご紹介いたします。
イントロダクション
アジャイル、スクラム研修はFLINTERSとFLINTERS BASEで協力して作成したもので、現在はFLINTERS BASEが中心となり研修を実施しています。
VUCAな世の中において変化に柔軟に対応し価値を早期に提供して勝ち残っていくために、アジャイルのようなアプローチの重要性は日に日に高まっていると感じます。
FLINTERSではエンジニアリング指針の一環として「変化に強い構造を作る」を掲げており、アジャイルな開発プロセスを採用しています。これにより、マーケットの要求に対して柔軟に対応し、顧客に対して価値の高いシステムを迅速に提供し続けることを目指しています。
アジャイル研修の紹介
アジャイル研修では、アジャイルの考え方や価値観を理解すること、そしてチーム開発で活用していくことを目的に実施しています。
そのため、どのように活動するか(HOW)だけでなく、何が大事なのか、なぜ大事なのか(WHY)も含めてアジェンダとして取り扱っています。
研修はIPAが作成したアジャイルソフトウェア開発宣言の読み解き方を参考にして作成しており、スクラム、カンバン、XPなどの具体的なフレームワークやプラクティスがどのように原則と関係しているのか、紐付けて理解できるような内容にしています。
参考資料
https://www.ipa.go.jp/jinzai/skill-standard/plus-it-ui/itssplus/ps6vr70000001i7c-att/000065601.pdf
スクラム研修の紹介
FLINTERSではアジャイル原則に則った開発をする場合に、スクラムを採用するケースが多くアジャイル研修と合わせてスクラム研修を実施しています。
スクラム研修では、チーム開発への参画をスムーズにすることを目的として実施しています。
スクラム研修では前半に座学でスクラムの概要、各種セレモニーやロールなど基本的な概要を理解し、後半では学んだことをアウトプットするワークショップを設けて知識の定着を行います。
研修の成果
各研修後には理解度チェックアンケートを実施していて、アンケート結果は5段階評価で平均が4.2、4.3(それぞれロールの理解、セレモニーの理解)となっていて良い評価をいただいてます。
一方でより良い研修にするためにアンケートにコメントをいただいていることもあるので、受講者の声を聞きながら継続的なブラッシュアップもおこなっています。
また、現在の研修は初学者向けとなっているため、ある程度アジャイルな開発を経験してきたメンバーに向けた学習コンテンツを用意することも検討しています。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。 FLINTERSで実施しているアジャイル、スクラム研修について少しでも知っていただけたら幸いです。