こんにちは!
サンフランシスコはまだ寒いのに日焼けして、顔がパリパリの@kakeyangです。
さて、早いものでついに最終日になりました、ad:tech。
帰国後に「準備編」「まとめ編」的な感じでもう少しまとめようと思うのですが、
突撃レポートとしては今回で最終回です。
今日のラインナップはこんな感じです。
- 午前中 鬼の展示巡り
- 13:00〜 キーノートスピーチ「PepsiCo, Zynga & LivingSocial」
- 14:00〜 再度鬼の展示巡り
- 15:45〜 セッション「Why HTML5 Matters」
昨日あまり展示を回れなかったので、今日は思い切って展示めぐりの日にしました。
途中、我が日本から唯一の展示があったNobotさんの講演も聞かせていただきました。
キーノートスピーチ
PepsiCo, Zynga & LivingSocial
基本的にキーノートスピーチは、大勢の人向けに話すために詳細な話はしません。
概念的な話をすることが多いです。
このキーノートスピーチもそうでした。
さて、やはり興味を引いたのはZyngaです。
内容的には昨日のセッションとあまり変わらなかったりするのですが、
出てくる数値の規模がすご過ぎます。
テレビ並のメディアを創りだしたと言わんばかりでした。
- 250M+MAU
- 毎秒5人の新規プレイヤー
- Farmvilleの1日のプレイ時間68分
↓
友達とのつながりと絶妙なゲームバランスでやめられない状況を作る
↓
圧倒的なユーザ数とプレイ時間
といういい流れが出来ているように思います。
Facebookというプラットフォームに乗っかっていると、
世界を土俵に戦えるというのが大きいですね。
セッション
Why HTML5 Matters
マーケター向けで、HTML5でこんなことができるよ〜的な話だけでした。
特に新しい発見もなかったのですが、以下、個人的な所感です。
- CanvasとAudioという機能でゲームを作れちゃうので、ブラウザゲームの規模が拡大するかも。
- HTMLベースで動画を流せる(Video)ため、
広告として表示できる動画ファイルがFLASHである必要がなくなる。 - 動画の内容に同期させてページのコンテンツを制御する的なこともできそう。
展示
気になった企業を列挙してみます。
MadeInSocial
http://www.madeinsocial.com/TwitterやFacebookといったソーシャルメディア上で、
あるキーワードに対してユーザがどのようなリアクションをしているかを
リアルタイムに観測できるツールです。
仕組みはすごくシンプルで、
ユーザのリアクションをLike/Dislikeで判別し、
リアルタイムを実現するために、サーバ側からプッシュしているそうです。
サーバ側からのプッシュはWebSocketを使用しているそうですが、
ブラウザ依存はないらしく、ここがよくわかりませんでした。
node.jsは使用していないとのこと。そういえばnode.jsで海外では流行ってるのかな・・・?
NEXAGE
http://www.nexage.com/モバイル専用RTBアドエクスチェンジ。
ユーザデータを使用したリタゲも可能。
現状4B(40億)impらしいです。
LIQWID
http://www.liqwid.com/広告表示領域の面積に応じてクリエイティブを変換してくれます。
見た目がとっても面白いし、パブリッシャーとしては表示領域の面積を気にしなくていい。
仕組みとしては、
画像の素材(恐らく背景画像と複数の素材)を入稿しておき、
ブラウザの面積から表示すべき素材とその位置を決めているだけらしい。
入稿が少し面倒そう。。。
Payvment
http://www.payvment.com/Facebook内にショッピングモールを作れます。
Facebookアプリとしてインストールするだけで、
ショッピングカートから決済までサポートしてくれます。
また、商品ごとに「いいね!」ができるので、
いい商品を友達に教える時とかにも使えそうです。
他にもたくさん話しを聞いてきたのですが、
さすがに全ては書ききれないので、ざっとオモシロイと思ったものだけ挙げてみました。
では、突撃レポはこれでおしまいです!
ありがとうございました!