FLINTERS Engineer's Blog

FLINTERSのエンジニアによる技術ブログ

Management Reading Club

こんにちは、セプオリ隠れ広報の関です。

今回も前回の記事同様、オフィス内の取り組みについて書こうと思います。

セプテーニ・オリジナルでは、有志で結成されたManagement Reading Club(通称MRC)という会があります。 どういう会かというと名前の通り、マネジメントに関する本のいわば読書会です。

過去にはドラッカーマネジメントなども扱いましたが、つい先日行われた第三回MRCではスクラム現場ガイドが課題本でした。

我々は開発手法として基本的にスクラムを採用しているので、通常業務と結びつけやすいという理由で今回はそちらが課題本となりました。 なぜか毎回居酒屋でやっているのですが、もちろん本気でやっています。決してただお酒を飲みたいだけではありません。決して!

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我々はMRCを始めるにあたり、「知識構成型ジグソー法」を採用しました。 簡単にいうと、各人がそれぞれ別の章を読み、内容を共有し議論していくという手法です。 1冊全て読むより効率的で、通常業務にあまり影響を与えずにスムーズに進めていくことができるのでおすすめです。

今回の課題本であるスクラム現場ガイドでも、各章に対し担当者をアサインし、議論をかわしながら進めていきました。 その際我々が特に気をつけているのは、ただ要約を共有するだけで終わらせないということです。

至極当然のことですが、自分の意見をいれ、聞き手にも意見を求めながら、できる限り多くのディスカッションをはさむことが重要です。 そうすることで、自分が読んでいない章に対しても当事者意識をもって自分ゴト化することができます。 基本的なことではあるのですが、意外と忘れがちになってしまうので意識するようにしています。

まだ3回ほどしか行っていないMRCですが、すごく意義のある活動だと思っています。 というのも、MRCは普段業務を一緒に行っているメンバーで開催しているわけではありません。 プロジェクトや役職の垣根を越えた活動であり、純粋に意見をぶつけあう良いディベートが生まれるのです。

みなさま、インフォーマル・グループという言葉をご存知でしょうか。 簡単に言うと、公式に定義されているフォーマルな集団ではなく、あくまで共通の目的や興味に対し自然発生した非公式な集団のことです。 1927年から1932年にかけてシカゴのホーソン工場で行われた、組織内の人間関係についての実験において評価された言葉であり、その実験内において、インフォーマル・グループが実は組織の意思決定に多大な影響を与えるという調査結果が出ています。

このMRCもいわばインフォーマル・グループの一つです。こういった活動を通じて、組織全体に良い影響を与えることができると我々は信じています。

もちろん、そういった活動はMRC以外にもたくさんあります! セプテーニグループでは、文化系から運動系まで様々なサークルがありますし、社内外問わず勉強会なども多く行っております。

つまり僕がこの記事を通じて言いたいことは、シンプルに入社しませんかということです。 現在仲間を絶賛募集中ですので、ご興味のある方は是非下記の採用サイトを御覧ください! www.septeni-holdings.co.jp

ありがとうございました!