株式会社FLINTERS エンジニアの岡です。 FLINTERSブログ祭りの企画で執筆致します。
私のチームでは「今期の振り返り」をテーマにしており、プロジェクトのリードエンジニアとして経験したこの半年間を振り返りたいと思います。
半年間の動き
現プロジェクトにはプロジェクトマネジメントの領域で今年1月から参加し、現在では開発部分のリードエンジニアとして携わっています。
業務内容について
リードエンジニアとしての主な業務は、顧客とのミーティング、要求確認、要件定義、スケジュールの検討・調整、人員の割り振り、チームのサポートなどです。設計書の作成やコードのレビューも行いますが、顧客との意思決定に関わる業務が大半を占めています。
以前は要件定義からコーディング、設計書の作成までシステムやコードに向き合うことが主でしたが、現在は業務内容が大きく変わり、新鮮に感じています。特に、スケジュールの調整や人員割り振りを行う中で、管理する側の責任を強く感じ、非常にやりがいを感じています。元々スケジューリングが好きだったこともあり、この仕事は自分に向いていると感じています。
唯一の難点は、コードを書く時間がないことです。プロジェクトの規模にもよりますが、業務でコードに触れる機会がほとんどありません。エンジニアとして、業務でコードを書きたくなる時もあります。
プロジェクトの向き合い方について
プロジェクトに対する視点がより顧客に近づいたと感じています。エンジニアとしては自分の担当領域に集中し、全体を把握するためには追加のアクションが必要でした。しかし、現在の業務では、複数の要求を要件にまとめるところから始まり、顧客がプロジェクト全体で何を求めているのかがより明確になりました。
顧客の要求や情報はできるだけチームに共有し、チーム全体がプロジェクトを深く理解し、より良い価値を生み出せるよう努めています。
チームとの連携について
ある程度開発が進んだプロジェクトだったため、引き継ぎ内容やプロジェクトの課題が多く、不明点を如何に解消しながら新規開発を進めるかが課題でした。
私のチームでは、最初にドラッカー風エクササイズを行い、各人の期待をすり合わせました。各々ができるだけ希望に沿うタスク振りと、ある程度の裁量を与えて開発を進めています。タスクの進捗確認や大きな意思決定は私がコントロールし、その他は各メンバーに任せる形を取っています。
受け身なチームでは難しいやり方かもしれませんが、最初に行った期待値のすり合わせが効果を発揮し、各メンバーが自発的に動き、不明点を皆で解消しながらプロジェクトを進めることができています。
まとめ
プロジェクトで様々な業務経験を積みたいと思っていたので、上流工程に近い部分を担当できたことは非常に良い経験となっています。まだまだ未熟な点も多いですが、今後も改善を続け、プロジェクトに貢献していきたいと思います。