中途三年目、堀越です。
先日、二泊三日の開発合宿へ行ってきましたので振り返りのブログ投稿となります。
今回のテーマ
今回のテーマは 「物理的、心理的に日常業務から離れて将来的にプロジェクトで導入できそうなちょっと先の技術に触れる」 というものです。参加者は有志で募り、それぞれテーマ毎に個人もしくはチームで取り組みました。*1
テーマ | 詳細 |
---|---|
Container and serverless | システム立ち上げのたびにインスタンスで動かすかを考え無くてはならない状況からおさらばしたい。そのために container や serverless が役に立つはずだ。 |
Machine Learning | 勝ちクリエイティブの分析につながるような統計手法の学習。 |
Monitoring | フロントエンドの監視やりたい。Datadog 弄り倒したい。 |
Concurrent Programming | Scala の ライブラリの比較・検証(Future, Monix, Cats Effect, ZIO)。 |
Dotty | Dotty、Scala2からの移行、もしくはProject Loom。 |
Rasberry Pi で Kubernetes cluster 構築 | Rasberry Pi を用いて学習や教育向けの Kubernetes cluster を一から構築する。 |
WebAssembly に Rust で入門 | Rust で何か動くものを作ってみたい。 |
Argo を触ってみる | Argo の雰囲気を掴むために Getting Started をやる。 |
形式手法 | 品質担保が難しい場所に対するアプローチが欲しい。 |
宿舎
前回同様、CTO河内お墨付きのおんやど恵さんに今回もお世話になりました。
開発合宿プラン
前回の記事
特筆事項
以下、特筆事項となります。
宿の隣にコンビニができてる!!!(前回はなかった
夜食の買い出しなどに利用できてとても助かりました。
タイムテーブル
Day1
- 各自で移動(現地集合)
- 13:00 チェックイン
- 18:30 夕食
Day2
- 08:30 朝食
- 18:30 夕食
Day3
- 08:30 朝食
- 09:30 チェックアウト
- 10:00 発表
- 11:30 後片付け
- 12:00 完全撤収・解散
朝・夕の食事の時間以外は特に制約は無く、時間の使い方については各人に任されました。
Day1
開発合宿スタート。初日は湯河原に出社です。新幹線こだまを使う人、踊り子を使う人、快速アクティーを使う人、三者三様の通勤スタイルとなりました。
期待に胸を膨らませ、この表情。
風情のあるお部屋に五感が刺激を受けます。
休んでいる暇はありません、準備が整ったら開発スタートです!!!
一日目からフルスロットル!!!
もくもくと開発を進めていきます。
お待ちかねの夕食。前回もとても美味しかった記憶がありますがグレードアップしているように感じました。大満足でした。
その後はボードゲームでリフレッシュしたり、夜通し開発したり、思い思いの時間を過ごしました。
Day2
朝食です。品数の多さは幸福感を満たしてくれます。
1日目からエンジン全開の ラズパイで k8s cluster 構築チーム の作業風景。2日目の時点でかなり映える感じになってました。
ソフトウェア開発に困難は付きもの。課題に直面した際、畳に寝転がりたくなる気持ちはわからなくもないです。
2日目は午前中から1日を通して開発を進めていきました。翌日の発表へ向けて夜遅くまで作業をする人、ボードゲームをする人、飲んだくれる人、サウナに入り浸る人、1日目と同様に各人、思い思いの時間を過ごしていきました。
Day3
最終日は成果発表を行いました。それぞれ取り組んできたテーマについて集大成をアウトプットしました。
MVP発表
将来的にプロジェクトに導入できそうなちょっと先の技術だったかどうかという観点で上位3名もしくはチームを選出しました。
けっかはっぴょお〜〜〜!!!
ダララララ....、ダンッ!!!(ドラムロール....
MVPに輝いたのは以下の3名でした!!!
第三位
「形式手法 」 を通じて品質管理のアプローチについて取り組んだ今泉さん(写真右側)でした。実際のプロダクトを題材にして発表をしてくれていたのが印象的で、本人曰く可能性しか感じないということでした。
第二位
次世代コンパイラの 「 Dotty ことはじめ」 をテーマとして取り組んだ高嶋さん(写真左側)でした。Play framework とのマイグレーション手順に関する調査結果、Project Loom の現状などを発表してくれました。
第一位
そして栄えある第一位は、、、
おめでとう!!!
「Machine Learningによるクリエイティブの業種分類 」 について取り組んだ小島さん(写真中央)が一位の座を掴みました。しかも彼は今年の4月に入社したばかりの新卒です。組織に新しい風を吹かせてくれているなーっと感じました。とてもいい刺激になりました。
やったね!!!
感想
ほんとうに個人的なものですが好き放題コードが書けるのって最高だなーっと感じました。
普段の業務ではなかなかそういうわけには行きませんからね。エンジニアという職に就く者として、コーディングが楽しいという感覚は大切にしていきたいです。
こういう気付きを得られたという点でも今回の開発合宿は控えめに言って最高でした。
人材募集!!!
株式会社セプテーニ・オリジナルでは一緒に働いていただけるエンジニアを絶賛積極募集中ですのでどしどしご応募ください。入社した暁には、ぜひとも一緒に開発合宿へ行きましょう。*2