こんにちは。FLINTERS事業推進部の横山です。
本日は普段のブログとは趣向を変えて、弊社エンジニアの仕事道具にフォーカスしたインタビューをお届けしたいと思います。
そういえば、FLINTERSは来年の1月でなんと設立10周年(祝!!!) 本記事は10周年全社員ブログリレーにちなんだ20日目の記事となっております。
では早速初めて参りましょう♪
現在利用しているキーボード
こんにちは、今日は河内さんが仕事で使っているキーボードについて教えてください。
日頃から「エンジニアの生産性は、使う道具によって大きく変わる!」と仰っている河内さんなので、どんなキーボードをお使いなのか非常に興味があります。
河内 こんにちは、FLINTERS 取締役CTOの河内です。
キーボードに強いこだわりを持つ方々からすると、私のこだわりはまだまだ序の口だとは思っていますが、私の今の愛用品についてご紹介しますね。
早速ですが、今使っているキーボードは、「ZSA社のPlanck EZ」というキーボードを、自分で一部カスタマイズして利用しています。
購入当時の値段で245$くらいなので、こだわりの強いキーボード郡の中では、比較的お手頃な価格帯な気がしています。
色はホワイトで、キーキャップとスイッチだけ変えています。 キーキャップは形が色々ありますが、SAタイプ(キー上面が球面にえぐれたもの)が好きでつけています。
※「ZSA社のPLANKCK EZ」は取材当時は販売されていたのですが、記事にする頃にはなんと販売終了してしまいました。。。涙 Goodbye, Planck EZ | ZSA: The Blog
キーボードの利用遍歴
その価格帯であれば、弊社の業務機器購入制度*1でも購入可能ですね。
いつごろからこのキーボードを使っていらっしゃるんですか?
河内 これまでのキーボード遍歴を先にお伝えしておくと、エンジニア人生の大半を既製品のUSキーボードをメインに利用してきました。そのうち15年くらいはHHKBを利用してきましたね。
そして、今利用しているものは、コロナ前の2019年くらいに購入しました。 キーボードに限らず、仕事に余裕ができたタイミングで、新しいことがやりたくなる性分でして、このキーボードも余裕があるタイミングでふと自ら配列を決められるキーボードが触りたくなり購入しました。
ただ、最初は慣れることができず、生産性の低下を感じ、利用開始2週間程度で利用を止めてた過去があります。。。。 その後1年間の空白期間を経て、再度余裕ができたタイミングで、再び利用に挑戦し、無事定着しました。
キーボードのお気に入りポイント
1度挫折を経てからの定着となると、愛着がより深まりそうですね〜。 このキーボードのお気に入りのポイントはどこですか?
河内 【キーマッピング】と【配列】、【サイズ】の大きく3点ですね。
【キーマッピング】については、ハードウェア側で設定できるという点が特に気に入っています。PC側で設定できるものは多くありますが、PC側で設定できるものはトラブルになりやすい印象を持っており、ハードウェア側で設定できるものを選びました。 ハードウェア側で設定できるものはあまり種類が無いですね。
自ら設定したキーマッピングのお気に入りポイントも紹介すると
- 片手で数字が押せる
- SQLの予約を1キーで入力できるショートカットを登録
- 「戻る&進む」をショートカット登録
- 「macの音声入力」をショートカット登録
etc.
日々の開発業務をより効率的に進める上で役立つな、と自らが感じるものを詰め込んでいます。
【配列】については、直交配列です。
「指はまっすぐ動くから、キーボードの配列もまっすぐのほうが良い」
という主張をどこかで聞きまして、たしかに「配列がズレてると、指に優しくないのでは?人間として自然でありたいな」「人が作った仕様を当たり前だと思い込まされているのでは?」という想いが湧きあがり、直交配列を使い始めたらしっくりきまして、今では直交配列に惚れ込んでいます。
【サイズ】は40%キーボードです。 エンジニアは60%か75%キーボードを利用している方が多いのかな?と思っていますが、自分も以前長らくHHKBを利用していたので、60%キーボードに慣れていました。 サイズが小さくなると持ち運びが便利だと実感していたので、「それであれば更に小さくしたら更に利便性が上があがるでは?」と思い40%にチャレンジしてみました。
最初は「キーが足りないな」と感じることもありましたが、結果として当初想像した以上の良さがありました。
1つ目は、キーボードが小さいので机の上が広くなり、作業がしやすいです! 在宅勤務メインの業務環境において、自宅の業務スペースを広く使えるのは嬉しいですね。
2つ目は、手を動かす範囲が狭まるため、打つ精度が上がっていると感じています。
また、キーの数自体が少ない分、ショートカット等を駆使して補うことになるのですが、私気づいたんですよね、いままで親指ってほとんど使ってこなかったなと。 スペースを押すくらいしか使えてない。
親指を活用すると、入力の選択肢が広がりるなと感じており、「もっと親指使っていこうぜ!」って皆さんに声を大にして言いたいです。(笑)
親指・・確かに自分もあまり使っていないですね。。これからは使うようにします(笑) そういえば、キーキャップも特徴的ですね。
河内 配置が特徴的かもしれません。
本来一番奥側に配置する1列のキーを、上下逆さまにして全て一番手間に配置しています。 このキーボードは傾斜がついておらず、キーキャップ自体の傾斜が手になじまず、一番奥側のキーが打ちにくかったため、工夫してこの配置にしました。
キーボードについては、このままいくらでも話せてしまいそうですね、、、今日はこれくらいにしておきましょうか?(笑)
お話大変ありがとうございました。いままで自分はキーボードにこだわりが薄かってですが、今後自分に合うキーボードを探してみたくなりました。その際はご相談させてください!
*1:キーボード、マイス、イヤホン、ヘッドセット、PCカメラ等、業務で必要な機器について、一定金額の上限範囲内で自由に選択したものを会社が購入し、貸し出す制度。